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【本の情報】 たけしさん、初の純愛小説「アナログ」 又吉さん芥川賞に奮起


 お笑い界と映画界の巨匠が文学界に参入する。ビートたけしさん(70)が「こんな恋がしたい」という純愛を描いた小説「アナログ」を書き下ろした。著書は多数あるが「(詩集以外では)ゴーストライターではなく初めて自分で書いた」と告白。19日、東京都内で思いを語った。 「アナログ」は、30歳をすぎたインテリアデザイナーが、偶然出会った女性と恋に落ちる物語。連絡先も知らず、毎週決まった場所で会うことを頼りに、手探りで気持ちを確かめ合うが、アクシデントで離ればなれになってしまう。 近年、映画監督北野武としては「アウトレイジ」シリーズなど暴力的な映画で評価されているが「純愛にも興味があり、小説にしようと思…




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【本の情報】 未来の年表 [著]河合雅司


■砕かれる楽観、明快な処方箋 少子高齢化社会で日本の人口は減っていく。今さら改めて言われなくても、日本人なら誰でも知っている話だ。とはいえ、そうは言っても何とかなるだろうと楽観的に考えている人も少なくないのではないか。江戸時代には日本の人口は3千万人足らずだったのだから、同じぐらいに人口が減ったとしても大丈夫だろうという楽観。生産年齢人口が減っても、無理して経済成長しなくていいという楽観。江戸時代のような質素な暮らしに戻ればいいといった楽観。 ところが本書を読むと、そういう楽観の数々は徹頭徹尾、ことごとく打ち砕かれる。著者は「今後の日本の高齢社会とは、『高齢者』の高齢化が進んでいく社会で…




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【本の情報】 Book_&_Review_恩田陸さんセレクト「食べる本」レビュー掲載中

読者の皆様の書評が、作家やタレントに選ばれて朝日新聞とBOOK asahi.com内に掲載される企画「Book&Review」が更新されました。今月号のテーマは「食べる!」本。恩田陸さんが選んだ、読者おすすめの一冊をご紹介します。さらに9月のおすすめ新刊書評も多数掲載し、充実した内容をお楽しみいただけます。 また、10月号に掲載する「おススメ本」のレビューを募集しています。10月号のテーマは「音を楽しむ本」。セレクターは作家の平野啓一郎さんに務めていただきます。芸術の秋ももうすぐ。思わず音楽が聞きたくなったり、好きな音楽が浮かんでくるような、おすすめの本の推薦をお待ちしています。 9月号…

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【本の情報】 「壁」を考える 分断の現場から想像力広げる 今福龍太


 境界とは曖昧(あいまい)な存在である。それが「分断」する、といえば力にまかせた暴力的な装置に思えるが、「横断」する、といえば横にたち切るという意味よりは、むしろ異なった領域を超えてつながる、という創造的な意味になる。こうした正反対の用法に開かれていることこそ境界の多義性ゆえである。人間は無数の境界を社会生活の中に引きながらも、それをただの障害とは考えず、意識の跳躍の足がかりにして、境界を越えて往(い)き来する自由を探し求めて来た。 ■世界が内向きに しかしいま境界をめぐる私たちの思考は、人々を分断する強圧的な「壁」の問題に集約されているように見える。トランプ米大統領の、メキシコとの国境線す…




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【本の情報】 R帝国 [著]中村文則






■現実と不気味につながる暗黒郷


 暗黒の未来を描き出すディストピア小説には、時代を映す鏡のような意味がある。著者はあとがきで「今僕達が住むこの世界」と小説世界との因果関係に触れている。現実との不気味なつながりがじわりとしみてくる力作ゆえに、不幸な同時代の産物と言えるだろう。

 物語の舞台は、絶対権力の「党」に支配された島国・R帝国。国民の圧倒的な支持のもとに他国との戦争を繰り返す。党の施策に疑問や反感を持つ国民がいれば、巧妙な情報操作で国民の多数から排除されるように誘導する。ディストピアの典型といえる全体主義的な管理社会。本書では近未来のSF的要素をリアルに描くことより、この暗黒体制に積極的に付き従う国民の内面を掘り下げる描写に力を注いだ。

 党の中枢の一人、加賀が国民の精神性を分析した場面が何度も出てくる。その中のセリフで「人々が欲しいのは、真実ではなく半径5メートルの幸福なのだ」。戦争は悪い奴(やつ)らを倒すためと信じたい国民にとって、他国の富を強奪するという真実の目的は知りたくもない。党の熱烈なシンパは「事実? そんなものに何の意味がある?」と豪語する。移民を敵視し、ヘイトスピーチで憎悪を育てさせるのも加賀らの支配術だ。

 R帝国の欺瞞(ぎまん)に気づいた2組の男女の正義感に寄り添いたいが、不都合な真実から目、耳をふさぎながら、小さな良心を満足させる人々の内面がリアルに思え、自分に侵食してくるのを止められない。小説と現実の距離は思ったより近い、というのが実感だ。

 近年、日本人作家によるディストピア小説が次々と発表されている。科学技術で制御できなかった原発事故の危機、国民生活を圧迫する危険性をはらんだ様々な法律が成立したことへの不安……時代状況に触発された文学者の試みが続く中で、本書からも著者の深刻な問題意識と将来が見通せない焦燥感が垣間見える。

    ◇

 なかむら・ふみのり 77年生まれ。『土の中の子供』で芥川賞。『掏摸 スリ』で大江健三郎賞。米の文学賞も受賞。







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【本の情報】 沖縄戦、示すリアリティー 池上永一「ヒストリア」


 『テンペスト』や『風車祭(カジマヤー)』など沖縄の文化を鮮やかに描く作家、池上永一さん。前作から4年ぶりとなる長編『ヒストリア』(KADOKAWA)は沖縄からボリビアに移民する者たちの物語だ。デビューから23年、初めて沖縄戦を取りあげた作品になった。 1945年3月の沖縄から物語は始まる。爆風の下を逃げ回り、少女はしたたかに生きのびる。戦後、移民船に紛れ込むが、たどり着いた先は「夢の楽園」とはほど遠い、原生林の広がる風景だった。移民らは、大河の氾濫(はんらん)や疫病を乗り越えて、「コロニア・オキナワ」をつくりあげる。美しい青年との出会いをへて、ヒロインは激動の時代を駆け抜ける。 20年ほ…




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