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【本の情報】 林京子の文学 「核」の恐怖と破壊、そして希望 富岡幸一郎


 林京子さんの訃報(ふほう)に接し、2006年の6月に神奈川県逗子市の自宅でインタビューした時のことを印象深く思い起こした。私が編集長をしている「表現者」というオピニオン誌で「核」の問題を特集することになり、前年に全8巻の全集を刊行した林さんにぜひ話をうかがいたかったからである。 物静かに言葉を選び凜(りん)として語る林さんは、最後に少し微笑(ほほえ)まれるようにしてこう語った。「わたくしいつも思うの、わたくしのものを読んでくださる方は、もうすでに読まなくていい人たちなんです。でも、引っ張ってきてでも読ませたい人たちは読んでくれないんですね」と。今もこの言葉が忘れられない。林京子は、昭和20…




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