RSS

【本の情報】 大岡信の仕事 詩との出会い、言葉を読む感動 蜂飼耳


 先月亡くなった詩人・大岡信の著作を振り返り、考えたい。 『蕩児(とうじ)の家系』は、近代から現代へ、日本語の詩がどのような動きを示してきたかを考察する名著だ。原版は1969年の刊行。文語定型詩から口語自由詩へ、つまり、言文一致体が詩に反映されるようになる過程で、新たに生じた現象は〈詩の歴史における総体的な持続意識の稀薄(きはく)化〉だという。 継承ではなく、〈断絶〉の歴史。これを簡単にいえば、口語自由詩(つまりいま一般に詩と呼ばれる言語表現)の歴史は、個人による表現の追求がばらばらに存在し、引き継がれる部分の少ない表現の歴史、ということだろう。短歌や俳句が持つような規則・原則を持たない詩…




http://book.asahi.com/reviews/column/2017052100002.html?ref=rss2


from ブック・アサヒ・コム 新着記事 http://book.asahi.com/rss/rss2.rdf

スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す