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【本の情報】 混ざり合い、あぶり出される現実 中村文則「R帝国」


 「朝、目が覚めると戦争が始まっていた」――書き出しは最初から決めていた。「いつ起きてもおかしくないことだから」。作家、中村文則さんの『R帝国』(中央公論新社)は、日本社会への痛烈な風刺と挑発に満ちたディストピア小説だ。 舞台は近未来の架空の国。しかし、読み進めれば現実と小説が混ざり合う。これはつくりものだから、と笑うことは誰にもできないはずだ。 「我が国はB国に対し宣戦布告し……」とアナウンサーが話している。隣国の核兵器発射の準備を察知し、空爆で阻止するという。激しい揺れ。窓から外を見れば、B国ではない他国の無人戦闘機が、ミサイルを落としていた。 民主主義とは名ばかり、「大R帝国」を動…




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